自動車のエアコンはなくてはならいもの。つけている時は人によって内気循環派と外気導入派に分かれます。
マイナスイオン付もあり、外気導入だと外の排気ガスや花粉とか汚れた空気が入るので内気循環にずっとしているという人を多くききます。
では、ずっとそれで良いのでしょうか?それぞれのメリットとデメリットを知ることで、車のエアコンとうまく付き合っていき、快適なドライブができます。

内気循環

内気循環はその名の通り、車内の空気を循環させています。
メリットは外気を取り込まないので、排気ガスの臭いや花粉の侵入を軽減できます。
最近ではプラズマクラスターイオン付きの車も多くみかけ、内気循環でも空気は清潔に保たれます。
良いことづくしのように聞こえますが、長時間ドライブの時や睡眠不足の時はおすすめできません。
JAFによれば内気循環を続けることで、車内のCO2濃度が最大でおよそ6倍まで上昇。結果として眠気や軽い頭痛などを誘発する人がいたという実証実験結果があります。
疲労感の増加や注意力の低下といったドライバーにとって厄介な症状を誘発する傾向がある為、1時間に1回程度の換気をするなどして、車内の空気を入れ替え、CO2濃度を下げるよう心がけたいところです。

外気導入

外気導入は外の空気を取り入れる空調方式です。
排気ガス臭や花粉が嫌いな方はデメリットの方が高いと思い使わない傾向にありますが、高性能のエアコンフィルターを付け、1年に1回取り替えることで、それらは大幅に低減されます。
冬や雨等でガラスがくもった際は外気導入でエアコンの風を窓に吹き付けてくもりをとります。
何よりCO2濃度を低減できるので、内気循環よりも眠気や注意力低下等の危険性を軽減できます。
自動車の取扱説明書にも「通常は外気導入でご利用ください」という記載をしているところもあるくらいです。
できる限り外気導入を使うことをオススメします。

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