部屋を片付けることで見た目がよくなるだけでなく、時間とお金の両方の節約にもなり一石二鳥です。
散らかった部屋を整理できればそこは宝の山」の記事で紹介した内容も踏まえ、片付けを心がけていきましょう。

タイムイズマネー!時間の節約もでき精神的にも優しい

片付いた部屋にいればリラックスもできるし、使いたいものも探す手間なく見つかり、時間がないときに限って必要なものが見つからないといったイライラからも解放され、精神衛生上にも良いです。
仕事でも1日のうち2~3割は探しものをしているという統計もあったりするぐらいです。
家の中であっても、1つのアイテムを探すのに仮に2、3分かかったとして、それが10回あったとしたら20~30分を無駄にすることになります。
家事や仕事で忙しい中で、少ないくつろげる時間がもったいないです。
しかも1日仮に20分探しものに費やしていたら、1ヶ月でおよそ600分。1年で7300分、時間にして120時間、5日も無駄な時間を使うことになります。
さらには掃除するときにも片付けられていれば物をどかす手間もなく、ストレスも時間も低減できます。

片付けができていれば無駄な買い物が減る

買い物をしていて「あれなかったよね」といって物を買う。家に帰ってみると同じものがあったなんて経験はないでしょうか?
ある日、別のものを探していたら、昨日買ってきたものがまったくの未使用な状態であった。そんな不要なダブリがなくなり、結果としてダブリの買い物もなくなり節約や不要在庫による物を減らせ、物が少なくなるので整理もしやすく部屋の空間も広くなるという、好循環がうまれてきます。
なにより急な両親や友人の来客があっても慌てなくてすむし、小さなお子さんがいれば物の落下や小さいものを口にいれるといった安全性にも配慮しやすくできます。
物が少ないと心理的に物を増やしたくないという意識が生まれ、無駄な買い物も減らすことができるかもしれません。

とにかく片付けをしよう

何はともあれ片付けを実践していきましょう。
論ずるよりも産むが易し。順序立てて頑張って片付けをしてきます。

物を減らす

最初にやることは物を減らすこと。
定番ですが、いつかつかう”かも”としてあるものは大抵使うことはありません。
防災グッズとかは別として、一度も使っていないものは捨てるか売るかして処分します。
どうしても”かも”が捨てられないようであれば、ルールを決めてみましょう。それは一定期間使っていなければ不要として容赦なく捨てる。半年か一年か、ルールを決めましょう。そして、そういった物は表にださず、クローゼットや天井裏収納といった、すぐに取り出せないような場所に整理した日付と処分日を明記して一箇所に集めて保管します。
そして、処分して空いた空間には物をまだ入れないでください。
まずはとにかく処分を最後まで終わらせ、途中で物の移動といった別の作業を行わず、最後まで処分に徹底して専念してください。
別の作業をした段階で、片付けの作業は大幅に遅れ、挫折する原因になります。

定位置・定品・定量

物が減らせたら次にやるのは、必要な物の定位置を決めます。
物の定位置を決めることで、行方不明になって探したり、なくしたりがなくなります。
定位置の決め方は、まずは使う場所の側に置くことが理想。主語は使う”人”です。物が主役ではなく、生活をイメージして普段どのように過ごしているか、どうすれば住みやすくなるかで物の配置を決めてください。
わかりやすい例えとして、歯ブラシなら洗面所の側。これが歯を磨く最初と最後の場所である洗面所から離れた場所に置いてあったら、取りに行くのと戻しにいく時間と手間が余計にかかって無駄が増えるばかりです。
このように使う場所のなるべく近くに物を保管していくのが保管場所の理想です。
位置が決まったら次に考えるのが収納方法です。
とりあえずを防ぐ意味も含め、入れる物(ケース等)と入れ方を決めておきます。
間違ってもこの辺にといった曖昧な配置と、床へのとりあえず置きは厳禁です。
区分けができるように収納ケース、しかも中が見える引き出し式のものがあると、物が見つけやすいし、見えているので乱雑にしにくくなります。
棚や引き出しであれば、小分けするトレーやボックスを使うとより整理されます。
ケースは100円ショップにあるもので十分です。収納する形状によって、収納ケースを選びます。
整理トレーやペン立てといった目的そのもの以外にも活用できるアイテムが多く揃っています。
例えば、アクセサリ等の小さなものを収納できるピルケース、おくすり手帳のような小さな冊子やマスクなんかはファスナー付きのEVAケースに入れ内容物を記入したラベルを貼れば、散らかることなく素早く取り出すことができます。
書類等は積み重ねはやめましょう。探すのも取り出すのも大変になってしまいます。
中でも最近はEVAケースが節約・整理の分野で注目を浴びています。
1ヶ月で必要なお金を予めEVAケースに費用ごとに分けておいてそれ以上の出費を防ぐ節約術だったり、整理では書類関係の他にも薬・充電ケーブル・マスク等の分類やまとめにも大活躍です。

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