用語名称(日本語、外国語)
トルティーヤ
スペイン語:tortilla
意味
トルティーヤは、トウモロコシ粉(マサ)や小麦粉を主原料に、水や塩などを加えて練り、薄く円形に伸ばして焼いた平たいパンです。スペイン語で「小さなケーキ」という意味を持ち、メキシコの伝統的な主食の一つとして知られています。
伝統的なコーントルティーヤは、乾燥トウモロコシを石灰水に浸して処理した後、すりつぶして生地を作ります。これを鉄板や土鍋で軽く焼くため、素朴で香ばしい風味と柔らかい食感が特徴です。
一方、小麦粉を使ったフラワートルティーヤは、もちっとした食感で扱いやすく、家庭や市販品でよく見られます。
大きさは直径10〜20cm程度のものが一般的で、厚さは1〜2mmと薄いのがポイントです。
用語を使う場面・対象となる食品
お菓子の世界では、主にスナック菓子やアレンジデザートで登場します。
代表例が「トルティーヤチップス」です。トルティーヤ生地を三角形などにカットして揚げたり焼いたりしたもので、塩味やスパイスのほか、シナモンシュガーやチョコレートをまぶした甘いバージョンも人気です。パリパリとした食感がクセになり、ドリトスのような市販スナック菓子の基盤となっています。
また、薄い生地を活かして甘い具材を巻くラップ風デザートや、ピザ生地の代わりにフルーツやクリームをのせたスイーツトルティーヤ、揚げてキャラメルやチョコレートでコーティングしたおやつにも使われます。
メキシコ料理のタコスやブリトーでは savory(塩味)中心ですが、お菓子作りでは甘いアレンジが広がっています。スーパーや専門店で冷凍や乾燥の生地が手に入りやすく、家庭で簡単に作れる点も魅力です。
トルティーヤは本来食事のパンですが、そのシンプルさと多用途性からお菓子の材料としても定着しています。焼きたてを温かく保って使うと風味がより良くなり、チップスに加工すれば保存性も高まります。

