用語名称(日本語、外国語)
トロピカルフルーツ
英語:tropical fruit
意味
トロピカルフルーツとは、主に熱帯や亜熱帯地域で育つ果実の総称です。
英語の「tropical fruit」をそのまま日本語にした呼び方で、パイナップル、マンゴー、バナナ、パパイヤ、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、グァバ、マンゴスチンなどが代表的です。
これらの果物は、強い甘みや酸味、独特の香り、鮮やかな色合いが特徴で、温暖な気候を好むため日本国内では輸入品や限られた産地のものが中心となります。
一般的に、赤道に近い地域で栽培され、水分が多くジューシーなものが多い点が共通しています。
味のバランスは品種によって異なり、マンゴーのような濃厚な甘さを持つものから、パッションフルーツの爽やかな酸味が強いものまで幅があります。
お菓子作りでは生の果実だけでなく、ピューレ、乾燥果実、ジュース、シロップ漬けなどの加工品としてもよく使われます。
用語を使う場面・対象となる食品
お菓子業界では、夏向けの爽やかさや南国らしい華やかさを演出したいときにこの用語が登場します。
例えば、フルーツタルトやショートケーキのトッピングにマンゴーやパイナップルを組み合わせる場合、「トロピカルフルーツを散りばめたタルト」といった表現を使います。見た目を鮮やかにし、味にエキゾチックなアクセントを加えられるため、ケーキ屋さんの季節限定商品やホテルのデザートブッフェでよく見かけます。
対象となる食品は幅広く、ムース、ゼリー、アイスクリーム、シャーベット、パウンドケーキ、ロールケーキ、レアチーズケーキなどが代表的です。
焼き菓子では生地にピューレを練り込んで風味付けしたり、乾燥フルーツを混ぜて食感を加えたりします。冷たいデザートでは、果肉をそのままカットして飾ったり、ジュレやソースに加工して層状に重ねたりする使い方が一般的です。また、ココナッツミルクと組み合わせたハワイアン風スイーツや、トロピカルカクテル風のドリンクデザートにもよく取り入れられます。
最近では、ドラゴンフルーツの鮮やかなピンク色を活かしたフォトジェニックなケーキや、パッションフルーツの種のプチプチ食感をアクセントにしたムースなども増えています。
お菓子作りの現場では、酸味が強いトロピカルフルーツを甘い生地と合わせることで全体の味を引き締める役割も果たします。

