パソコン初心者が最初に手こずるのがキーボードを使った文字入力(タイピング)だと思います。
以前は高齢の方がよくキーボードを見ながらゆっくりと文字入力をしていましたが、最近はスマホがあればパソコン不要ということから若者のパソコン離れも加速していて、意外と新入社員の若い世代の人もブラインドタッチ入力ができない人をみかけるようになりました。
とはいえ、仕事では報告書をはじめとした資料等でパソコンを使って文字入力する機会は少なくありません。
そこでローマ字入力によるキーボード入力に早くなれる方法をご紹介します。

母音と子音だけを覚える

ローマ字は言わずもがな母音と子音で構成されています。母音は5個、子音は9個です。
つまり14個のキーボードの位置を覚えればいいだけです。
そう考えると少し楽になります。
では、実際に練習をしていきましょう。

基本姿勢のホームポジション

キーボードのホームポジションに指を置きます。

左手は小指から「ASDF」の位置、右手は人差し指から「JKL+」の位置に置きます。
親指は基本的にスペースキーで空白文字の入力や変換時に使います。

aiueoの母音で慣れる

まずは母音の5種類「あいうえお」である「aiueo」のキー位置を身体に染み込ませましょう。

ホームポジションに指を置き、そこから「aiueo」をひたすら打ちます。
キーの位置がわかりはじめたら見ないで打ちます。
キーを見ないで正確に打てるようになれば母音のステップは完了です。

子音に慣れる

次に子音の9種類「wsrtyhnmk」のキー位置を覚えます。

9種類を順番に打っていき、見ないで打てるようにします。
母音と子音の合計14種類のキー配列を見ないで覚えられたら、組み合わせて文字入力を行います。
「あいうえお」から「わをん」までをひたすら順番に打っていく練習を繰り返し行います。
14種類のキー位置を覚えるだけで46文字の日本語ひらがなが打てるようになるので、比較的スムーズにブラインドタッチを身につけることができると思います。

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