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スマホのバッテリー寿命を縮めてませんか
iPhone、アンドロイド等のスマートフォンやタブレット端末。
通勤や休み時間、ちょっとした手持ち無沙汰からすぐに使ってしまい、電池切れで困るシーンもあります。
だいたい一日に1回の充電で事足りると思いますが、使い込んでいるうちに充放電の繰り返しでバッテリーが弱まってゲームとか使っていると一日持たなくなったりします。
今回はそんなバッテリー寿命を少しでも長持ちさせるための方法をご紹介します。
過充電状態
過充電状態とは、バッテリー100%の満充電状態にもかかわらず、充電し続けている状態のことをさします。
充電と放電が頻繁に繰り返される状態なので、バッテリーに負荷がかかり、バッテリーそのものの寿命を縮める原因となります。
最近の純正アダプターを含む充電器には過充電保護機能がついている製品が多く見受けられます。
過充電防止機能がついていると、フル充電後の電流を極力抑えてくれる機能です。
あくまでも充電のパワーを弱くしてくれるというだけで、完全に遮断してくれるわけではないので注意が必要です。
もちろん100円ショップ等で売られている安価な充電器はこういったものが付いていないものが多いので、使わないほうが無難です。
充電しっぱなし
スマホの充電はいつしますか?多くの方は寝ている間に充電しているのではないかと思います。
寝る直前までスマホ使っていたりしますから、使わない時間というと寝ている間になってしまうんですよね。
でも就寝中の充電は前記した通り、過充電保護機能があったとしてもやはり充電と放電が繰り返される状態にはちがわないので、よくないです。
充電タイミング
充電はいつするのが良い?
多くのスマホに使われている充電池はリチウムイオン電池ですが、一番よくないのが100%充電の状態で長期放置することといわれています。
iPhoneでは何回充電したらダメになるというのではないので、1日1回という充電の仕方をしていれば、それほど残量とかは気にしないで良いのではないかと思います。
最も良い状態といわれるのが、充電量20~90%で使うのがいいようです。iPhoneならバッテリーが省電力モードとなる20%をめどに充電するのが良いのかなと思います。
充電中の使用をやめる
ついついやってしまうのが、充電しながらのスマホ操作。
特に負荷のかかるYouTubeなどの動画や、グラフィック機能が良いCPUを全力で使うような、高負荷アプリは併用しないのが吉。
バッテリーは負荷がかかると熱くなります。
そうでなくても熱をもった状態なのに、そこで充放電を繰り返しながら状態では、バッテリーに良いわけがありません。
ケースにつけたままの充電
ケースといっても手帳型のような本体を包み込むようなケースの場合です。
熱がこもっても放熱されないような状態では、バッテリーが熱をもち、バッテリー寿命にダメージを与える原因となります。
バッテリー0%で放置しない
バッテリーが空の状態、つまり0%で放置するのもバッテリーにはよくありません。
使い切る前に、充電をしましょう。
バッテリーアプリ
アプリケーションによってバッテリーを長持ちさせるようなものもありますが、メモリー監視とか、使ったことありますが正直効果は未知数に感じられます。
バッテリーの寿命を心がける方法
バッテリーの消耗を下げて、長時間使えるようにする、いくつかの手法をあげてみます。
- 液晶画面の明るさを下げる。
液晶画面はライトを点灯させている状態なので、この明るさを弱めることでバッテリーのもちが大きく変わってきます。さらに目の疲れも軽減されるので、適度な輝度調整をしましょう。 - 画面の自動ロック。
画面を消し忘れたり、つけているのを忘れてスマホを放置しっぱなしにしたり、ポケットやカバンの中で不意に電源ボタンが押されて画面がついてしまい、無駄にバッテリーを消耗させてしまうことがあります。画面の自動ロックで、無駄な画面表示をなくし、電池消耗を抑えることができます。 - バイブレーション機能。
マナーモードだと着信やメール着信がわからないので、バイブを鳴らすことで着メロの代用としている方も多いと思います。
しかしこのバイブレーションはモーターを振動させるので、その分、電池を消耗させます。
頻繁にバイブが鳴るようなことがなければ、気にする必要はないと思いますけどね。 - GPS
位置情報サービスに使うGPSをオフにします。
地図を表示させてナビさせるといった、位置情報をメインとするアプリの使用時以外ではGPSはオフにします。 - Bluetooth
ワイヤレスでヘッドフォンやマウス等の周辺機器を操作できる便利なブルートゥース。最新の4.0以降は省電力機能が優秀なのでつけっぱなしでも問題はないとされています。むしろApple社はバッテリーにたいして影響ないからオンにしておけと言っているくらいです。
古い2.0とかの場合はオフにすると効果高いです。 - Wi-Fi
無線LANのWi-Fiですが、外出時ではこれをオフにすることで電波を探すのに消費する電力を抑えられます。
気をつけないといけないのが、Wi-Fiオフにしたのを忘れて、帰宅してからYouTubeとか観てしまうと一気に通信量を消費してしまう、なんてことがあるので注意しましょう。
これだけ書いておいてなんですが、私はオフ状態にしっぱなしが怖いのでオンのままです。 - アプリを毎回終了させる
バックグラウンドで常に動くような、音楽、ナビ等のアプリ以外は、都度アプリを終了させなくてもiPhoneでは大丈夫です。
iOSではアプリは一定の起動以上で自動的に停止する機能を兼ね備えています。
むしろ終了するパワーと、再度起動させるときのパワーに消耗するのでやらなくてもいいくらいです。