お金を貯めるには支出を減らすのが最も有効

お金を貯めたい。人として生きて生活する上でとても重要なことです。
それでも、ごく普通のサラリーマンには、簡単にお金を貯めることは難しいものです。
ではお金を貯めるのに一番良い方法とは何でしょう?
収入を増やせればそれが一番手っ取り早いのは一目瞭然ですが、簡単ではありませんよね。
アルバイトといった副業ができれば今よりもプラスにはなりますが、現状副業を認めている企業は少ない上に、残業過多な日本では副業に取り込める時間もないのが現実。
投資やギャンブルで一攫千金というのも手かもしれませんが、当たればということでいけば確率的には支出の方が増える確率が高いです。
なら一番堅実にできる方法は『支出を減らす』です。

貯める目的を明確にする

人は物事を実行するには理由が必要です。
目的が明確になれば動く理由がおのずとハッキリしてきます。
しかもその目的は具体性のあるもの。特に数値で具現化することが重要です。
曖昧さは実行力をも曖昧かつ低下させてしまいます。
ハッキリとした数字、いつまでにいくらといった数値。さらに何のためにお金を貯めないといけないかということを明確にしましょう。
貯金したいのであれば、何のために、いつまでに、いくら貯めるといったことを決めてから『貯める』行動に移します。
目的はモノであれば短中期。生活や老後といったことであれば長期的なプランとなります。
社会的に企業倒産やリストラといったリスクに備えるのであれば、月収の半年分の貯蓄は最低限おさえておきたい金額となります。
老後に関しては、住んでいる環境、扶養家族や土地等によって変わるので何ともいえませんが、定年退職後に保険受給を満額もらえるとしても、最低2000万円以上、できれば3000万円以上とも言われています。
子供がいれば、学費や習い事等も大きな出費になるので、計画性が必要です。
そういった人生設計も大切な要素になってきます。

お金の管理

収入が増やせない前提でいくと、いかに支出を減らせるかがポイントになるわけですが、出費を減らす方法は無駄遣いばかりではありません。
日常生活にかかっている費用を一度洗い出してみてください。
家を購入してローンを組んでいるのであれば、そのローンの金利が低く、かつ手数料を差っ引いても安くなるようなら住宅ローンの乗り換えは毎月の支出、さらには生涯支出にとって大きな額になるからです。さらには生命保険や
次に光熱費。電気、ガス、電話、インターネット接続などは生活インフラですが、今は競合が必ずあり、現状よりも割安なメーカーが見つかる可能性が高い。電話であれば固定電話をなくし、携帯電話も格安SIMと言われるものにするだけでも大きな支出の削減につながってきます。電気をこまめにOFFにするとかの、こじんまりとした節約も大切ですが、基本料金となる部分は大きな変化につながります。
こういった固定費の見直しこそが生活費の支出抑制の第一歩になります。
まずは簡単な家計簿を表計算ソフトを使うなどして、見える化して支出の削減ができる項目を洗い出していきましょう。

日常で減らせる固定費

日常で減らせる固定費はたくさんあります。
いくつか具体的なものをピックアップしてみます。

  • 携帯電話での通話はLINE等のアプリを使って無料で行う
  • 携帯電話の契約は格安SIMにして最低限使用するデータ容量に合わせたプランにする。動画やオンラインゲームはWi-Fi接続時のみにすれば、かなりデータ通信量は減らせる
  • 酒やタバコといった健康そのものにも影響するような嗜好品を止める
  • 不要な外食をなくす
  • お金の引き落としに手数料が取られているなら、とられない銀行口座にする
  • 高ポイント還元という謳い文句につられての衝動的な買い物。支出する金額は同じ。ポイントが還元されてもその還元分は現金で支払っています。さらに還元ポイントを使って余計な買い物をして余計な支出につながる可能性も高い
  • 最大の節約はお金を使わないこと
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