ホールケーキを選ぶ際に、「号数」という表記を見かけることはありませんか?号数によってサイズが異なり、何人で食べるのに適しているかも変わってきます。このガイドでは、ケーキの号数、サイズ、適切な人数の関係を分かりやすく説明します。
ケーキの号数の意味
ケーキの号数は、「1号=1寸」という伝統的な単位に基づいています。1寸は約3センチなので、号数に3を掛けた数がケーキの直径(センチメートル)となります。例えば、5号であれば5×3=15センチという計算になります。この仕組みを覚えておくと、号数から直径を簡単に把握することができます。
ホールケーキ号数・人数の目安早見表
以下が、一般的なホールケーキのサイズと適切な人数の目安です。
| 号数 | 直径 | 目安人数 |
|---|---|---|
| 3号 | 9cm | 1~2人分 |
| 4号 | 12cm | 2~4人分 |
| 5号 | 15cm | 4~6人分 |
| 6号 | 18cm | 6~8人分 |
| 7号 | 21cm | 8~10人分 |
| 8号 | 24cm | 10~12人分 |
各サイズの特徴と選び方
3号(直径9cm)- 少人数向け
最もコンパクトなサイズです。1~2人での食事に最適で、小さなお子様のバースデーケーキや、2人の記念日のお祝いにぴったりです。コンパクトながらも十分なボリュームを楽しめます。
4号(直径12cm)- 2~4人向け
最も一般的で入手しやすいサイズの一つです。小さな家族や友人同士での食事に適しており、バースデーケーキとしても人気があります。直径はCDやDVD、大人の手のひらほどの大きさをイメージするとわかりやすいでしょう。
5号(直径15cm)- 4~6人向け
家族でのお誕生日パーティーに最適なサイズです。4~6人での食事に丁度良い大きさで、ケーキショップの売場でも頻繁に見かける人気のサイズです。お祝いの席での使用頻度が高いサイズとなっています。
6号(直径18cm)- 6~8人向け
やや大きめのサイズで、家族のお誕生日パーティーや友人との集まりに向いています。6~8人での食事に最適なボリュームを備えており、ホームパーティーで活躍するサイズです。
7号(直径21cm)- 8~10人向け
少し大人数での集まりに適したサイズです。職場でのお祝いや、中規模な家族パーティーなどで活躍します。8~10人で切り分けるのに丁度良い大きさです。
8号(直径24cm)- 10~12人向け
最も大きいサイズで、大人数での食事に向いています。学校のクラス、職場の部門、大きな家族集まりなど、10~12人での食事に最適です。
サイズ選びの便利な覚え方
ケーキサイズ選びを簡単にするために、以下の法則を覚えておくと便利です。「号数が1増えるごとに、サイズは3センチずつ大きくなり、目安人数は2人分ずつ増える」という法則です。この法則を使えば、号数が分かれば直径や人数をすぐに推測できます。
ケーキの種類による人数の違い
同じ号数でも、ケーキの種類によって人数の目安が異なることがあります。スポンジケーキは一般的に食べ応えがあるため、記載されている人数の目安通りで大丈夫です。一方、タルトケーキは比較的重いため、スポンジケーキよりも人数が少なめになることがあります。ケーキを購入する際は、ケーキの種類も確認して選ぶことをおすすめします。
ケーキサイズ選びのポイント
正しいサイズを選ぶことで、ケーキを無駄なく、最適な状態で楽しむことができます。以下のポイントを参考に、シーンに応じた最適なサイズを選んでください。
食べる人数を事前に確認した上で選ぶことが大切です。予想より多くの人が集まる可能性がある場合は、一段階大きいサイズを選ぶという余裕を持たせた選択も有効です。逆に、人数が確定している場合は、その人数に見合ったサイズを選ぶことで、ケーキをより新鮮な状態で楽しめます。
ケーキの保管を考慮することも重要です。大きなサイズのケーキを購入した場合、冷蔵庫のスペースが十分にあるか確認しておくと良いでしょう。また、ケーキの賞味期限も意識して、食べきれる人数のサイズを選ぶことをおすすめします。

